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修了検定・実施前の説明と注意事項【仮免許技能試験】
修了検定・実施前の説明と注意事項【仮免許技能試験】では、修了検定(仮免許技能試験)が始まる前に試験官または技能検定員がおこなう実施事項や注意事項などの説明について解説しています。
運転免許試験場や自動車教習所での説明の順番は、それぞれ違う箇所があると思いますが内容はほぼ統一されています。
修了検定(仮免許技能試験)実施前の説明は大事な内容ですから、、当コンテンツ修了検定・実施前の説明と注意事項【仮免許技能試験】を事前の準備として一読していただき、本番の試験官または技能検定員の説明では最後までしっかり聞いて万全な状態で修了検定(仮免許技能試験)に挑んでいただけましたら幸いです。
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【もくじ】
修了検定または仮免許技能試験とは
指定自動車教習所では【修了検定】といわれており、運転免許試験場では【仮免許技能試験】といわれています。
修了検定とは
修了検定は、指定自動車教習所の教習所内で実施される運転の技能検定のことで、技能検定員の資格を持つ教習指導員が採点をおこないます。
仮免許技能試験とは
仮免許技能試験は、運転免許試験場(運転免許センター)の試験場内で実施される運転の技能試験のことで、試験官の資格を持つ警察官が採点をおこないます。
運転免許の取得は指定自動車教習所を利用される方が多いことから、当コンテンツでは修了検定と仮免許技能試験を合わせて【修了検定(仮免許技能試験)】と記載しています。
修了検定(仮免許技能試験)実施前の説明と注意事項
公正・公平な修了検定(仮免許技能試験)がおこなわれるよう、修了検定(仮免許技能試験)が実施される概ね1時間前に、検定課題条件や注意事項などの説明が試験官や技能検定員からあります。
これから、仮免技能試験(修了検定)を受験(受検)される予定の方は、これからご紹介する課題条件や注意事項など事前に知っておくといいでしょう。
なお、卒業検定(本免許技能試験)を受検(受験)される方は卒業検定・実施前の説明と注意事項【本免許技能試験】をご覧下さい。
▶卒業検定・実施前の説明と注意事項【本免許技能試験】はコチラ
1・受験(受検)車両の番号と受験(受検)順序
修了検定(仮免許技能試験)の実施前に掲示板などで発表されていたり、説明の時に発表されます。
2・合格発表の方法と事務手続き
合否の発表は全員の技能試験(技能検定)が終了後にあります。
しかし、危険行為・試験官(検定員)補助・減点超過・指示違反などがあった場合は試験(検定)中止です。
採点方法は、100点から減点方式で採点し70点以上が合格です。
指定自動車教習所(自動車学校)
合格の場合
修了検定の合格後、仮免許学科試験を受験し合格すると仮運転免許証の交付と説明があります。
不合格の場合
1時限(50分)以上の補修を受けて、次回の修了検定の予約をして帰ります。
免許試験場(免許センター)
合格の場合
仮免許技能試験の合格後、仮運転免許証の交付の手続きと説明があります。
不合格の場合
次回の仮免技能試験の予約をして帰ります。
3・修了検定(仮免許技能試験)中の事故防止
修了検定(仮免許技能試験)は、次の受験者1人または2人が後部座席に同乗しておこないます。
後部座席に同乗中の急ブレーキ、急ハンドルに注意してください。
また、後部座席から乗降時やコースの横断、ドアを開閉する際は指づめなど注意してください。
4・修了検定(仮免許技能試験)コースの走行順序
運転免許試験場(免許センター)で設定された試験コース、または自動車教習所で設定された検定コースが、修了検定(仮免許技能試験)の実施1時間前に発表されています。
修了検定(仮免許技能試験)の実施前の説明で簡単なコース紹介があります。
5・修了検定(仮免許技能試験)の課題履行条件
修了検定(仮免許技能試験)は、正確な法令履行及び正確な運転操作によって、安全かつ円滑な走行ができるかどうかについておこなうほか、道路及び交通の状況に応じて、他の交通に気配りしながら主体的な運転ができるかどうかについておこないます。
1・採点の範囲
採点は、乗車する時から下車するまでについて行います。
乗車前の確認から、エンジンの始動、コース走行、走行終了後のエンジンの停止、降車してドアを閉めるまでが路上試験(路上検定)の採点範囲です。
2・安全確認の方法
安全確認は原則として直接目視及びバックミラーによること。
目視は、試験官(検定員)にわかるようにハッキリと行いましょう。
3・コース
コースはすべて車道とみなします。
4・コースを間違った場合
試験官(検定員)が元のコースに復帰する方法を指示します。
なお、コースを間違ったことについては減点しませんが、元のコースに復帰するまでの間も採点の範囲となります。
5・上り坂の停止・発進
指示された場所で停止し、直ちに発進すること。
6・指示速度による走行
周回コースまたは幹線コースの速度指定区間で、指示速度に従って走行すること。
試験官(検定員)から指示があります。
7・脱輪時の措置
車輪が縁石に乗り上げ又はコース外に落輪した時は直ちに停止して、乗り上げる又は落輪する以前の地点まで戻って走行しなおしてください。
なお、脱輪時の急ブレーキやエンストについては減点しません。
8・駐車時の措置
発着点に戻ったら駐車状態にし、次の措置を行ってください。
MT車
ハンドブレーキを引き、ギアをニュートラルにしてエンジンを切り、最後にギアをローかバックに入れます。
AT車
ハンドブレーキを引き、Pレンジに入れ、エンジンを切ります。
6・修了検定(仮免許技能試験)の中止事項
次に掲げる事項に該当した時は、修了検定(仮免許技能試験)が中止になります。
(大)・・・その行為が著しく大きい場合のこと
1・危険行為など
- 逆行(大)
- 発進不能
- 暴走
- 通過不能
- 脱輪(大)
- 接触(大)
- 右側通行
- 安全地帯等進入
- 後車妨害
- 信号無視
- 進行妨害
- 指定場所不停止
- 安全間隔不保持
- 踏切不停止
- 追越し違反
- 割込み
- 安全運転義務違反
2・試験官(検定員)補助
修了検定(仮免許技能試験)中に、危険を回避するため試験官(検定員)がブレーキやハンドルを操作した場合。
試験官(検定員)が、口頭でこれにかかわる補助を行った場合。
3・減点超過
減点した合計点が、合格基準に定める成績を得ることが出来ないことが明らかな場合。
明らかな減点超過とは減点が40点に達した時で、減点が35点の時は技能試験(技能検定)を続行する場合があります。
4・指示違反
修了検定(仮免許技能試験)実施のために指示をしたにもかかわらず、その指示に従わない場合。
7・当日受験できない人
受験(受検)時に、和服、ゲタ、サンダル、ハイヒールなど、運転に支障が出るおそれのある服装などを着用している場合。
なお、卒業検定(本免許技能試験)を受検(受験)される方は卒業検定・実施前の説明と注意事項【本免許技能試験】をご覧下さい。
▶卒業検定・実施前の説明と注意事項【本免許技能試験】はコチラ
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